郵便局の国際小包を利用して、船便でトロントまで荷物を送りました。日数はかかりますが、船便であれば、重量をあまり気にせずに、安く送ることができます。しかし、今回は全てスムーズではありませんでしたので、その内容をシェアします。
発送準備
禁制品の確認
国によって、送れないものがありますので、ご注意ください。郵便局のサイトで、国ごとの禁制品の確認ができます。特に食品関係は、NGなものが多いので気をつけてください。
梱包の準備
送る容量が決まったら、梱包の準備です。段ボールは、税関でのトラブルを避けるため、無地のものを選びます。私は、下記の段ボールを購入しました。
アースダンボール【宅配160サイズ】定番ダンボール箱(EMS対応仕様)
外寸法:610×410×560(深さ) mm
厚さ:5 mm
梱包している最中に、厚さが5 mmでは耐久性が少し心許なく感じました。
小包ラベルの作成
小包ラベルの作成方法は、昔と違い電子化されてきています。私の場合は、郵便局サイトの国際郵便マイページサービスから、専用のパウチの手配と、ラベルの印刷を行いました。専用のパウチに関しては事前に郵便局から発送してもらう必要があるので、発送することが決定したら、マイページから事前に手配しておきましょう。パウチもラベルも箱ごとに必要になります。
発送手配
郵便局へ発送手配をします。発送の際に、ラベルとパウチを荷物と一緒に渡します。ちなみに、引き取りサービスを利用しましたが、追加費用はかかりませんでした。トラッキングナンバーは箱ごとに発行されます。
引き取り
引き取りの注意と不可解な状況
数ヶ月して、Emailで郵便物の配達状況のアップデートが送られて来ました。メッセージには、「配達状況:到着」となっていました。トラッキングナンバーを確認すると、留置局に到着となっています。通常であれば、荷物は送り先の住所へ届けられますが、関税などがある場合は、引き取りの際にIDを提示して支払いをする必要があります。そして、留置局はどこなの?
日本の郵便局がカナダにあるわけではないので、詳細は、現地で確認する必要があるわけですが、そもそも、日本の郵便局はどこと提携しているのでしょう?運送業者は、FedEx、UPS、Purolator、Canada Postと色々あるわけです。一番可能性のある、Canada Postのサイトで日本郵便から送られてきたトラッキングナンバーを入力してみるとビンゴ!!確認してみると、Available for pickupってあるんですけど、どこでPickupするの?
Canada Postのコールセンターに問い合わせてもオートメッセージばかり。住んでいる場所が、ちょうど、3支局のど真ん中なので、どこが管轄なのかも曖昧。支局の電話番号もインターネットでは検索できず。
最終的には、自ら支局へ赴き確認しました。最初の支局に荷物がある可能性は33%。残念ながら最初の支局には荷物がありませんでしたが、住んでいる住所を元に、管轄の支局を教えてもらえました。
そんなやりとりをしている間に、関税なしの箱が自宅に届けられていました。発送した2箱は同じような内容物でも、1箱は約$40の関税が必要で、もう一箱は関税なしなのも不思議です。
後日、教えてもらった管轄の支局へ行ってみると、荷物があることを確認できました。
厚さ5mmの箱の状態
ダンボールは厚さが5mmのを選びましたが、かろうじて箱が壊れていない状況でした。内容物にもよると思いますが、今度利用するときは、もう少し厚めの箱を選ぼうと思います。
引き取り後日に催促状
引き取り後日に郵便ポストを確認してみると、引き取りに来るような催促状の手紙がCanada Postから届けられていました。もう少し待っていれば、Pickupする場所も手紙で確認できたようです。でも、荷物が支局に到着してから1週間後の通達です。
今回かかった費用
今回、20kgの荷物を2箱、トロントへ送りました。発送費用の合計は36500円+上記の約$40の関税でした。