インターネットは世界と繋がっていますから、日本語の垣根を超えて、世界デビューすることも簡単に出来る時代になりました。世界中の方をターゲットにしたい場合、英語タイトルを考えますが、これが意外と悩みポイントになることが多いみたいです。
例えば、ちょっと知的に見せたいとか思うと、単語を捻る必要があります。これは、日本語でもありますよね。例えば、「心配しなくていいこと」が「取り越し苦労」と表現できたり、「杞憂」とかでも表現できたりします。
Thesaurusのススメ
私も沢山の英単語に触れてきましたが、普段使いからちょっと外れた粋のある英単語はすぐに出てきません。そんな時に役立つのが、日英辞書の他に、English Thesaurusです。このデジタル時代にあえて、辞書を買う必要もありません。「English Thesaurus」でインターネットで検索すれば、簡単に見つかります。ちなみに私はMacの最初から入っているDictionary(辞書)のEnglish Thesaurusを使っています。調べたら中に入っているのは「Oxford American Writer’s Thesaurus」でした。
英語堪能なのは世界の一部の人だけ
気をつけたいことは、あまりにも難しい単語を使うと、状況によってはやりすぎ感が出てしまうところです。海外の人は英語ができる人が多いような印象を統計データから、よくニュースで見かけますが、海外の人=英語堪能ではないです。これは、カナダで沢山の国の人たちと接してきたので確かです。例えば、カナダのケベックなど、フランス語が主言語になっているところだと、英語がほとんど話せない人も多いです。
新しいタイトル表現を見つける方法
それでは、実際にどういった感じになるのか流れをみていきます。例として、「美味しいリンゴジュース」とかを英語にしたいと思ったとします。Google翻訳の結果は「delicious apple juice」になりました。これでもいいのですが、少し捻るにはどうしたらいいのか、まずはdeliciousの同類後をThesaurusで検索してみます。そんな観点から、ある程度認知されている単語をピックアップするとtasty, flavorful, rich, sweet, flaversome, enjoyableになりました。
少し脱線ですが、中にはsucculentとか私も知らかった単語があり、辞書で調べてみるとjuicyという意味でした。しかし、気をつけないといけないのが、ニュアンスとしてsucculentは正しい使い方なのかを知ることです。高望みしすぎて、実は意味が全く通じないことになるのは避けなければいけません。そこで、活躍するのが、Google Image検索です。「succulent juice」とかを調べてみると、アロエがやたらとヒットしました。どうもみずみずしい植物とかの意味で使われることがある様ですが、アップルジュースとしては一般的ではないことがわかりました。しかし、succulentを調べたおかげで、juicyというdeliciousの検索で見つからなかった単語も発見することができました。このようにどんどん、深ぼっていけばまだ巡り会えていない的確な表現が出てくるかもしれません。
表現というのはアップルジュースの美味しい特徴によって、どの単語が的確か変わりますが、香りを強調したければ、「flavorful apple juice」名詞は何個もくっつけられますので、もっと誇張したければ、「rich flavorful apple juice」ですね。もっともっと誇張したければ、「すごい」とかを頭につけることも出来ます。「sensational rich flavorful apple juice」ですね。
sensationalをThesaurusで検索してみたら他にも色々な表現が見つかると思います。
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